産地：チアパス県タパチュラ 農園主：エドワルド・エステベ 品種：ハイブリッド種 精製方法：ナチュラル 発酵：アナエロビックファーメンテーション 標高：900m～1,250m サン・アントニオ農園は、メキシコの名産地チアパスに位置するサステイナブル農法を導入している農園です。レインフォレスト・アライアンス認証を取得しています。 今回のコーヒーは、嫌気醗酵（アナエロビックファーメンテーション）の手法が用いられています。精製方法はナチュラルプロセスです。通常のナチュラルプロセスでは醗酵中にコーヒーチェリーが酸素と触れているのに対し、アナエロビックファーメンテーションでは無酸素状態で醗酵が行われます。酸素がないことでイースト菌やバクテリアの活性が抑えられるため、長時間醗酵工程をとることができています。また、温度を管理することによって、好ましくない酢酸の発生や過度の醗酵臭の発生を抑制しています。 完熟チェリーや赤ワインを連想させる甘み、軽やかなコクと芳醇な酸味が感じられます。